ヒロインの裸 FC2

平和を維持するための女ソルジャー真央とデビィは、
凶悪なサイボーグ機械兵がはびこる無法地帯と化した
バトルエリアに向かった。

罪のない「人間」、原住民を救出するためだ。



次々と現れる凶悪な機械兵は、ソルジャー達に不意に襲いかかってきた。
「きゃっ!!」

真央は格闘技で応戦する。



更にソルジャー達は強力なパワーとレーザーガンが光り、
機械兵は倒れた。
サイボーグに魂はない。



凶悪犯がはびこっている世界で、罪のない原住民たちを探すのは
困難な任務だった。機械兵もまた原住民を追っていた。

「これは原住民の逃げた情報だわ・・これをたどれば・・」
「機械兵より先に原住民の人たちを見つけないと・・」

原住民とは連絡がとれず、真央達が助けに向かっていることすら知らない。

「急ぎましょう!!」
「レーザーガンで無差別に攻撃せず、
　まず十分に確認してからレーザーガンを使うようにしましょう・・」
「了解」



ソルジャー真央とデビィは ふたてに分かれて探索を開始。
レーザーガンが使えない真央は危険地帯をゆっくりと進む。



次々と現れる凶悪犯の機械兵を
格闘で沈静していくソルジャー真央。

「トウッ!!」



「はぁ、はぁ・・」

原住民が避難している進路は先だ。
更に進む。




「この一帯は静かすぎるわ・・
　なにかある・・」




そのとき突然、兵士に襲われる真央。
「きゃっ!!」



襲ってきた兵士たちが原住民だということを
とっさに察知したソルジャー真央。

しかし、あっという間に囲まれてしまった。
「ま、待って!!」




「ま・・待ちなさいっ!! 私はあなた達の味方よ!!」
「ふざけるなっ!! 死ね」

「本当なのよ!!
　た・・助けに来たソルジャーよ」




交渉を試みる真央。

「待って!! 聞いて!!
　私たちはあなた達を助けに来た・・ソルジャーよ」



「な・・なんだと?」
「信用できるのか?」

相談する原住民たち。

「お前・・人間だと言うのか?」
「そうよ、人間よ!!」




「敵ではないわ、話を聞きなさい・・
　やがてここには凶悪機械兵たちがたくさん・・」

「信じられるか!!」



バキッ!!

「ううっ・・」
話を聞こうとしない原住民たち。



一方的に殴られてしまう真央。

「待って・・お願い、話を聞いて!!」

真央の悲痛な叫びが響く。



「お前が人間だと言う証拠を見せろ!!」
「そうだ、機械兵ではないという証拠を見せろ!!」

「し・・証拠? そんな、私は警備隊のソルジャーなのよ」
「ウソだっ」

バキッ!!

「ううっ」



「お願い、信じてっ!!
　あなた達を倒すことはできないわ、うぐっ!!」

バキッ!!
殴られて地面に倒れた真央。



更に脚で背中を踏みつけられ、四つん這いでお尻を突き上げた
格好になってしまった真央。

「ううっ・・やめてぇぇ」
「調べさせてもらうしかないな・・」

「な・・何をする気なの?」



「機械兵は人間の皮をかぶっている・・・
　区別は付かない・・しかし、一カ所だけ見分けられる場所がある」
「そうだ、そうだ!! 確かめよう」

「わ・・私は人間よ、確かめればいいわ・・でも、
　な・・何をする気なの?」

「・・この赤いスーツをめくったら何が見えるのかな」
「な・・なんですって・・!!」



「やめてぇ・・」
「機械兵にはアレはない・・アレがあるかどうか調べるのさ!!」

原住民がざわついた。
「確かめろ!!」
「確かめたい!!」
「どんなカタチか見てみたい!!」

「いやっ・・それは嫌よ!!
　め、めくらないで・・お願いよ」
「なんでなんだ・・お前だって証明したいはずだ」

「そ・・そんなところ、は、恥ずかしいじゃないの!!
　い・・嫌よ」



「何が見えるのか・・お前の口から言ってみろ・・」
「わ・・わかったわ・・言うわ・・だからやめて・・」



「なんだ?」
「お・・お尻の・・あ、穴よ」

「ぐっふっふ・・それはなんだ?」
「見ないで・・お願い・・見ないで!!」

「それはなんなんだ?」
「は・・排泄の・・穴よ」



「意味がわからない」
「あ・・ウン・・コの」

「なんだ?」
「う、ウンコを・・出す・・穴・・よ」

「排泄をしない機械兵にはないモノだな」
「そ・・そうよ・・でも、
　でも・・・そんなところを、こんな・・みんなに・・・」



「どれどれ・・」

「いやっ、見えちゃう・・」




「めくっちまえっ!!」

「やめて・・・見えちゃうぅぅぅ」

ペロン!!

「ああっ!!」



「いやぁぁぁっ!!」

---

平和を守る、美人戦士ソルジャー真央。



機械兵から原住民を助けるために向かったが、
助けるはずの原住民は真央に銃を向け、
真央が助けに来た正規軍のソルジャーだと信じてくれない。




それどころか、人間かどうか確かめるために
真央の恥ずかしい部分を見る、と言い出した。

ピンチだ真央っ!!



「やめてっ!!」

「どれどれ・・」

「いやっ、見えちゃう・・」




「めくっちまえっ!!」

「やめて・・・見えちゃうぅぅぅ」

ペロ～ン!!

「ああっ!!」




「いやぁぁぁっ!!」

原住民が騒然とする。

「おおっ・・これはケツの穴だ・・」
「ケツの穴があった」
「彼女は人間だ・・」

「ひどい・・見ないで・・って言ったのに」

真央は恥辱に震えていた・・・。



「これで・・人間だって、解ったでしょ。
　た・・助けに来たのよ」

「いや、このケツの穴はダミーかもしれん・・」



「な、なんですって!?」

「みんなよく見てみるんだ」

「や、やめてっ!! よく・・見ないでぇぇ」

「そうだ、じっくり観察して、本物かどうか調べよう」

「じ・・じっくり・・観察・・しないでぇぇ
　は・・恥ずかしい」

「どれどれ・・」
「もっと近くで、シワまでよく見るんだ」

「そ・・・そんな!!」



「そうだ、ニオイを嗅げばわかる」
「よし、ニオイを嗅いでみよう」
「人間かどうかはニオイを嗅いでからだ」
「人間なら、この穴は超くさいはずだ」



「・・ひどい・・そんな・・」



「尻の穴を拡げろ」

「いやぁ・・」



「よし、ひとりずつ、みんなで嗅いでみよう」
「な・・なんで、みんな・・なのぉ!!」

スーカ、スーカ・・
「あ・・あぁ」



「もう・・やめて・・」
「どうだ?」
「すごく臭い・・」

スーカ、スーカ・・
「く・・臭っ・・!!」



スーカ、スーカ・・
「おえっ・・臭いぞ・・」

「嫌あぁぁぁ」
「人間だ、味方だ・・」



「こいつは味方だぁぁ!!」
「助けに来てくれてありがとう、ソルジャー」

感動の声が響いた。

「・・・解ってくれて・・よかった」

「しかし、警備隊のソルジャーがこんなにも尻の穴が臭いとはな・・はははは」
「ははははは」
原住民のほのぼのとした笑いがあたりを包んだ。

「・・・」

真央は傷心していた。

「なんでこんな目に・・助けに来たのに
　お尻の穴をみんなに見られて・・ニオイまで嗅がれて・・」

「はははは」

「は・・恥ずかしい」



誤解が解けてよかったな、ソルジャー真央。

がんばれ、ソルジャー真央。

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